テザー(USDT)のドミナンスが80%を下回る

テザー(USDT)のドミナンスが80%を下回る

Coinmetricsのデータによると、流通しているステーブルコインの総量は200億ドルに迫っているが、テザー(USDT)のドミナンスは80%を下回っていることが明らかになった。

USDTの大部分は現在イーサリアムとトロンネットワークで発行されており、総供給量のうち、USDT-ETHは約53%を占め、USDT-TRXは20%を占めている。つまり、ステーブルコイン自体は発行枚数は増しているものの、流通している総供給量に占めるUSDTのシェアは縮小を続けているとのこと。

Coinmetricsより画像引用

USDTのシェア縮小に関して大きな原因とされているのがUSDCの急成長であり、USDCの時価総額は25億3000万ドルで、ステーブルコインの流通供給全体の13%とUSDTに比べてシェアが少ないものの急成長を遂げているようだ。これに関して、仮想通貨の格付け組織であるWeiss Crypto Ratingsは、「USDTとは異なり、USDCは少なくとも5つの会計事務所からの監査の対象となります。これらのレポートに基づくと、USDCは100%以上支援されています。そのため、現在、USDCが最も推奨されるステーブルコインです。」と述べている。

というのも、USDTは公的な監査を受けていないことや、Bitfinexとの癒着問題など、USDTを手放しに推奨することはできないとの意見を明らかにしている。また、9月25日に公開された最新データによると、ステーブルコインの供給枚数は7月に120億ドルに達してから増加し続けているとのことだ。

ステーブルコインの需要が増加した主な理由としては、新型コロナウィルスの影響により、2020年3月に米国株が大きく下落したことを受けて投資家の資金の避難先としての需要が高まったと考えられる。また、一部の専門家によるとDeFiへの関心の高まりもステーブルコインの需要に大きな影響を与えているとのことで、Defiユーザーステーブルコインを用いて様々なプラットフォームから報酬を得ていることがわかっている。

これまではUSDTがステーブルコインとしての圧倒的なシェアを誇り、その頂点に君臨していたが、今後ますますステーブルコインの需要が拡大するにつれて、支持されるステーブルコインも多様化してくると考えられるだろう。

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